当社は昭和15年、旧昭和石油（株）の前身、早山石油（株）の子会社として、中国東北部（旧満州）を地盤に、鉱油類の販売を目的に誕生しました。

社名の「中和」は中国：大和（日本）のそれぞれの一文字をもじり、両国の友好を期してつけられたものです。
その後、日本国内のコンビナートの発展と並行して、石油製油所、石油化学工場向けへの、各種バルブ、配管材料、配管機材、工業薬品の販売及び、バルブ等のメンテナンスをはじめ、 エレベーター、ホイストクレーン用のワイヤロープ及びチェーン等の加工販売並びに各種合成樹脂製品の販売など国内外のお客様のニーズにお応えして、製品をお届けして参りました。

先ず、四日市、鹿島の石油コンビナートが出来るにともない、各社の需要に対応すべく営業拠点を配し、それぞれメンテナンス工場を設立し、更に平成4年には鹿島に第二工場を増設し、バルブメンテナンス部門の強化を計り、きめ細かいサービス体制により、企業の信頼に応えるべく努力しております。

また、売り上げの主力の一つを占めるエレベーター用ワイヤロープ並びにチェーン等の加工販売は（株）テザックワイヤロープおよび米国のDRAKA（ドラカエレベータプロダクツ）社の総代理店として市場のニーズに合った加工をしてお応えしております。

輸入販売しているDRAKA社の商品名「ウィスパーフレックス」は、エレベーター用バランスチェーンとして世界的に使用されており、取付も簡単、コスト低減、騒音防止などに優れ、これからもまだまだ需要の見込める製品であります。

又、中国におきましても南通DRAKA社との協力体制が整い、さらに中国国内での販売強化を目的として、上海に上海矗蛙貿易有限公司（Shanghai Chuwa Trading Co.,Ltd）を設立、同時に中国ロープメーカーの海城正昌工業有限公司との協力体制を構築し、得意先様のご要望にお応え致しております。
当社は21世紀においても積極的に新たな分野へと挑戦を続け、お客様のご要望に応えて参ります。